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仏教について書こうと思ったら


最近いろいろな年表で「江戸時代の儒学(儒教)の変遷」をアップしたが、儒学はいろいろと神道との結びつきが出てくる。一方、神道は仏教とも習合したり離れたりする。

 

なので儒教に結びついていく神道は如何なるものかを調べ始める前に、日本の神道と外来仏教との習合や様々な神道派が派生していくことを整理しようと思った。そこで、とりあえず神道と仏教の生い立ちをそれぞれ順番に整理していくことにした。先が長くなるが。。。

 

今日は仏教がインドで誕生し、上座部仏教と大乗仏教となって各国へ伝来してゆく時期をいつものようにThe Timelineで整理した。この年表はいろいろな年表にもアップする予定。

 

(番外)仏教はインドで派生したにも関わらず各国に伝来した後は最終的にヒンドゥー教に吸収されている。さて、これはどうしてか?ヒンドゥー教の元はバラモン教であり、紀元前1000年ごろイラン高原で放牧していたアーリア人がガンジス川に進展し、ひとつの文明を興した。この中で征服民と被征服民を対象にカースト制度の原型(ヴァルナ制)による身分制度を作った。この身分制度を是とするか否とするかの思想の違いが、仏教(特に日本にも伝来してきた大乗仏教)がインドにほとんど残存していない原因かもしれない。。。と勝手に思った。