食習慣と運動による効果


昨年は3月末に初期の膀胱がん摘出手術を、6月末にはこれも初期の前立腺摘出手術を受けた。こんなことと昨年10月下旬には某社で研修講師を受けたこともあり、ほとんど運動と呼ばれるものは何もしていなかった。

11月末になると、体重が90キロに近づくというあってはならないことになってしまった。6月の手術前の三週間は最低毎日1時間のウォーキングをしていたが、7月上旬の退院からは一切運動と呼べるものをしていなかった。その体重変化が下図。

横軸は日付軸で1ヶ月ごとに日付を記し、縦軸が体重。前立腺手術退院が7月上旬で85キロが、12月1日からのウォーキングを始める前までの間に89キロになり、このままでは90キロ台に乗ってしまうと大いに反省してウォーキングを開始。

 

最初の2ヶ月ではあまり体重変化がみられないが、根気よく続けた結果、今年の2月頃から徐々に低下傾向が見られた。これは確かに運動を継続すると低下すると意識付け。その結果ウォーキング開始から半年経過した今日では退院直後の85キロまで戻すことができた。

 

本来の標準体重は70キロなので、この後の目標は、

  • 先ずは無理をせず、今年の11月までに、80キロを切る

ことにする。これが達成できたら、少し負荷がかかる運動と食生活を一層気をつけて徐々にダイエットしよう。

 

ところで、体重が減ったことで血圧も標準に落ち着く傾向が出てきた。これまでは、正直運動もせず食生活も見直さないで血圧を下げる最大量を服用してきたが、今度の内科検診で体重と血圧のデータをもって薬の量を調整して貰う予定だ。

 

血圧のグラフの横軸は体重と同じなので、ウォーキング期間を同じように示し、また体重のグラフで得られた傾向性の曲線をそのまま血圧グラフに重畳している。

これを見ると、

  • 体重の増減に合わせて血圧が変化していることがわかる。

当たり前と言えば当たり前なのだろうが、ここまで同期するとは思っていなかった。いわば、運動と食生活の見直しの「副作用」だと喜んでいる。