更新:いろいろな年表「仏教歴史パーツ」


長い時間がかけているが、本日一応、インドから中国を経て日本伝来までのパーツを完成させた。

前回のバージョンから下記の点を追加・補強を行った。

 

インド仏教も13世紀初期に衰退を辿り、20世紀にスリランカで復興活動が興った。中国も唐末・五大十国時代最後の後周時代(西暦900年前後)の廃仏や戦乱などの困難な時代を乗り越えて生き残った仏教宗派は、禅宗と浄土宗のみになった。また、二つの宗派は融合し「禅念仏」というものに遷ってゆく。結局は、仏教という「思想」はインドでも中国でも俗世間で通用するものしか残れないということになる。

 

そういう意味では、日本の宗派は現在でも多いが、この先に融合が始まるのだろう。

 

更新記録

  1. インドから中国への伝搬、中国から朝鮮と日本への伝搬を補強
  2. 中国・宋時代に仏教伝搬に欠かせない写経から木版印刷による「大蔵経」の出版による普及、及び朝鮮や日本への「大蔵経」の伝搬を追記
  3. 中国仏教の新訳時代以降として、禅宗と浄土宗に収束し土着化し発展することを追記
  4. 特に宋時代からみられる「禅念仏」という禅宗と浄土宗の融合する旨を追記
  5. 中国仏教史・新訳時代に現れる中国密教及び日本の空海に至る真言八祖を追加
  6. 日本仏教(真言宗)にも真言宗付法の八祖と伝持の八祖を追加
  7. 日本仏教(浄土宗)に法然による浄土五祖を追加
  8. 日本仏教(浄土真宗)に親鸞による浄土七祖を追加