森浩一「敗者の古代史」


初出(書籍)2013年6月、中経出版。確か、2014年頃に一度読んだと思うが、古代史も結構読み込んできたので、改めて再読してみた。

 

全部で19話。テーマを列挙してみた。

  1.  饒速日命(ニギハヤヒノミコト)と長髄彦(ナガスネヒコ)
  2.  武埴安彦(タケハニヤス王)とミマキイリ彦(崇神天皇、御間城入彦五十瓊殖尊ミマキイリヒコイニエノミコト)前篇
  3.  武埴安彦(タケハニヤス王)とミマキイリ彦 後篇
  4.  狭穂姫(サホヒメ)と狭穂彦(サホヒコ)
  5.  熊襲の八十梟帥(ヤソタケル)と大和武(ヤマトタケル)
  6.  劔皇子(ツルギノミコ)としての忍熊王(オシクマオウ)
  7.  菟道稚郎子(ウジノワキイラツコ)と大山守(オオヤマモリ)
  8.  飛騨の両面宿禰(リョウメンスクネ)
  9.  墨江中王(スミノエノナカツミコ)と曽婆訶理(ソバカリ)
  10.  大日下王(オオクサカ)と押木珠縵(オシキノタカヅラ)
  11.  市辺忍歯別王(イチノベノオシハノワケ)と皇子たち
  12.  筑紫君石井(ツクシノキミノイワイ)
  13.  物部守屋大連(モノノベノモリヤオオムラジ)
  14.  崇峻天皇と蜂子皇子(ハチノコミコ)
  15.  山背大兄王(ヤマシロオオエ)と一族の死
  16.  蘇我四代(稲目、馬子、蝦夷、入鹿)
  17.  有間皇子と塩屋連鯯魚(シオヤノムラジコノシロ)
  18.  大津皇子と高市皇子の運命 -壬申の乱
  19.  大友皇子の死とその墓