黒岩重吾「古代史作品集のデジタル年表化」


2021年夏ごろから2022年1月末までに黒岩重吾の古代史作品とエッセイのほとんどを読み終えた

読本数では40冊になり、司馬遼太郎、山岡荘八、吉川英治に続いて4番目になる。

 

読んでいないエッセイも幾つか残るが、上位三人の作品集にはびっくりする。



黒岩重吾を読み始める前に新弥生時代や卑弥呼登場までの時代について整理していたので、古代小説集やエッセイ集にも時間的に連続感をもって読めた。

 

なので、2週間前から下記の黒岩作品の年表化を進めている。

デジタル年表化は、以前から司馬遼太郎から始まりこれまで読み終えたすべての作品集の年表化の一環として黒岩重吾から始めてみようと思い進めている。

 

各作品が、誰を主人公にして、いつ頃の権力者(大王・天皇、貴族、地方豪族、民)が作る社会的環境の中で生き抜くかなどが分かるようにしたい。

 

しかし、これをやりすぎると年表化に際して調査が深みにハマる可能性もあるので、先ずは、作者別の作品ごとに年表化していく。

 

ざっくりと、作品ごとに登場人物と特記事項を年表化してゆくとかなり時間がかかるので、デジタル年表の上段に作品で扱われている期間だけを抽出したのが、下図である。一見みずらいが、デジタル年表でズームやアウト処理をすれば、作品中に関係する各時代の大王や天王の在位期間と同時にみることができる