アーネスト・サトウ「一外交官がみた明治維新」


文庫本初出1960年10月5日岩波書店。

 

この本は一度読みたいと思っていた。イギリス人日本語通訳として生麦事件発生の6日前に来日し、明治維新前後の様子が書かれている。

 

の概要は、訳者・坂田精一が下巻最後に書かれている「当時の日本の政情」に書かれている通りである。また、訳者が作成した年表は、アーネストサトウが来日(1863年9月8日)から賜暇帰国(1869年2月24日)までの約6年半の政情とイギリス公使の動きがよく分かるので、幕末から明治維新までの政情を頭に入れておくと今後の読書も面白くなりそうだ。