カテゴリ:歴史・人文・小説



司馬遼太郎の歴史小説はすべて読んだはずが、この「風神の門」が残っていた。...
初出は中世篇のあとがきでは、1967年(昭和42年)5月20日となっていたが、近世篇のあとがきでは、昭和36年(1961年)1月から昭和37年2月にかけて「オール読物」に連載されたとある。いずれにせよ、古い本である。1976年1月文春文庫、文庫本新装版2007年1月10日。 近世篇では、日野富子、松永久秀、陶晴賢、宇喜田直家、松平忠直、徳川綱吉の史伝が語られている。...
初出(中世篇のあとがきから)1967年(昭和42年)5月20日、出版社不明。1975年12月文春文庫、文庫本新装版2006年12月10日。 中世篇に登場するのは、藤原兼家、梶原景時、北条政子、北条高時、高師直、足利義満。 藤原兼家のことは知らなかったので、少々調べた。いろいろと調べるも、ぴんと来ない! このユーチューブが一番分かり易かった!
初出(中世篇のあとがきから)1967年(昭和42年)5月20日、出版社不明。1975年11月文春文庫、文庫本新装版2006年11月10日、第3版2013年5月30日。 古代篇に登場するのは、蘇我入鹿、弓削道鏡、藤原薬子、伴大納言、平将門、藤原純友。...
初出は昭和40年(1965)7月大宅壮一と当代一のジャーナリストの名を冠して発行。今でいうゴーストライターが月刊誌「文藝春秋」の編集部次長だった半藤一利だったとあとがきに書いてある。そこからちょうど30年後の1995年6月に半藤一利として文藝春秋から単行本として発行。文庫本初出は2006年7月「文藝春秋」。第23刷2015年6月。どういう流れで半藤が著者になったかもあとがきに書かれている。 1945年正午から15日正午の玉音放送までの2時間づつを24話で構成したもの。読むのがつらくなるぐらいにポツダム宣言承諾に至る状況、それに対する暴動計画など、こういう様々な状況を恥ずかしながら初めて知った。大東亜戦争やそれに至るまでの時代の流れについてこれまで読書してこなかったこともあり、所感を書くことすらできない。 ということで、鈴木貫太郎内閣だけ示しておく。今後の読書計画として、現在待ち行列状態の5冊の本を読んだら、半藤一利シリーズのうち、昭和史前半について読破してから、再度この本を読めば所感が書けるようになるだろう。

初出2000年6月中央公論新社、文庫本初出2003年6月25日、9刷2011年10月30日。 北方謙三が扱った「南北朝時代」の最後に書かれたもの。最後に楠木正成をもってきているところがにくい感じである。...

初出1995年12月中央公論社、文庫初出1999年2月3日。 先ず、道誉(どうよ)は佐々木道誉。六角佐々木の系統。 いつものように、グーグルマップで「佐々木道誉」で検索したら、生まれ故郷である滋賀県坂田郡山東町(現  滋賀県犬上郡甲良町)のHPがあったので、以下引用させていただく。 佐々木道誉(1296~1373) 勝楽寺...

初出・1992年11月中央公論社。文庫本初出1995年12月18日中央公論社、第7刷2007年4月30日。初出から30年。 播磨・赤松村の赤松円心が主人公。建武の新政が始まる鎌倉幕府討伐に向けた挙兵から始まる。登場人物は、楠木正成、大塔宮(護良親王)、足利高氏(尊氏はその後)、新田義貞など鎌倉幕府滅亡に関係した人物が描かれている。...

初版で直木賞受賞1965年(昭和40年春)、文庫本(文春文庫、1978年初版)。直木賞受賞から57年前本。 源頼朝・義経・阿野全成 北条時政・政子・保子(阿波局) 梶原景時 三浦義村、北条義時 の視点から描いたショート小説を集めたもの。と書いたが、永井路子が最後に記したあとがきではそうではないとある。...

2005年6月中央公論新社刊(新聞掲載は2003年から)から初出。2008年6月中央公論新社から文庫本。2003年から数えると、19年前の本。 この本は、6月いっぱいのDIYと義母への対応、7月前半は義母の49日法要、選挙関連バイト、塾への対応などで、2冊読むのに1か月以上かかってしまった。。。...

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