古代・飛鳥・奈良時代後半までの人物相関図


黒岩重吾の古代歴史小説で描かれている6世紀中ごろから8世紀後半までの人物相関図をやっと作成した。

 

これまで律令国家が出来上がるまでの時代は、皇子、皇太子、大王や天皇、その参謀及び婚姻関係などが複雑に絡み合う。そのため、戦いが起きる必然性や各種の勅命の意味などが中々理解できなかった。しかし、今回黒岩重吾が各小説で登場人物を中心とした人物相関図をつなぎ合わせると、この時代の理解が深まった。

 

今回は、やっと完成した人物相関図を紹介する。


先ず、はじめにベースとして作成たものが下図である。これは、壬申の乱前後に関係する黒岩作品集のうち、「天翔る白日 小説・大津皇子」で紹介されている人物相関図をまとめたものである。

この人物相関図を参考に、時代的に前後となる人物相関図を加えたものが下図である。

 

この相関図は、西暦550年前後~770年頃までの史実の認識や歴史小説を読む時の参考になるようにした。

 

バイトの片手間で作成したので、完成までに概ね2週間はかかった!