古代史の基礎6-2②(2004年 炭素14 年代法に使った試料)


今回のブログは、それぞれの遺跡で発見された試料を如何なる時代の目安として使用しているかを、論文2の表2の中身を調査する!と言っても、表2の中身は、専門用語なのでこれを素人が分かるように整理する。

 

参考論文は、以下である。


先ず、参考にする論文2の表2が英文なので、翻訳した表を作った。

各土器の年代は、2004年までに集められた試料の全リストのようだ。その中で、行の先頭に※印があるものが、本論文で測定したサンプルとのこと。

 

また、ついでの各土器の特徴を調べる際に、遺跡の住所が分かると便利なのですべて住所まで付け加えた。前回ブログで各遺跡の場所は、この住所を用いて特定したものである。


論文2図11は、2004年実測結果から示された弥生時代の推定年代である。

弥生時代が確かに500年ほどさかのぼるということが一目遼前に分かる。

また、論文1には上図をポンチ絵で表現したものがある。これは、2005年の歴博・特別展「縄文vs弥生」のカタログとして配布されたものとのこと。これも一層、2004年の発表の骨子が分かる良い資料なので引用させていただく。


土器の種類などは割愛し、これまで通り、この結果を次回以降のブログで表記する弥生時代の定義として話を進める。