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孝徳大王を父に、阿部倉梯麻呂の娘・小足媛を母にする有間皇子が、658年(斉明4年)斉明大王と中大兄皇子への謀反の罪で有間皇子の腹心である塩屋鯯魚(このしろ)と共に処刑された。有間皇子19歳。

初出1983(昭和58)年11月中央公論社、文庫本1986年6月中公文庫。36年前の本。 この本は、壬申の乱から7年後の679(天武8)年5月に天武天皇が吉野離宮で6人の皇子(草壁、大津、河嶋、高市、忍壁、芝基)と鵜野讃良皇后と共に行った「吉野の盟約」から始まり、686年10月25歳で謀反の罪で死刑に至る約9年間の大津皇子の生涯を描いている。...

初出1992年2月中央公論、文庫本1994年7月初版中公文庫。初出から30年。 乙巳のクーデターから3年後の648年、退位した皇極大王(後の斉明大王)に15歳で仕える額田王から始まり、672年7月の壬申の乱が終わる頃までの歴史小説。「中大兄皇子伝」と「天の川の太陽(壬申の乱)」と共に併読すると「天の川の太陽」の面白さも額田王の人物像もすんなり入ってくる。...

初出1993年1月~1995年1月「小説中公」、文庫本1998年9月初版。約30年前の古代歴史小説。 「聖徳太子 日と影の王子」の終章を受けて書かれた本。内容は、帯カバーにある文言を参考にすると、聖徳太子の死と上宮王家滅亡までの謎解が描かれている。611年(推古19年)から上宮王家滅亡の643年までの時代小説。...

初出1976(昭和51)年1月「歴史と人物」、文庫本初版1982(昭和57)年9月。46年前の古代歴史小説。吉川英治文学賞受賞作。 先に読んだ天智大王の語り口で描かれた「中大兄皇子伝」に対し、その実弟と言われる大海人皇子を中心に壬申の乱の背景と近江大津京陥落までを描いた歴史小説。...

初出「小説現代」1999年1月~2001年3月。単行本2001年5月講談社。 641年中大兄皇子が16才の時に父・舒明大王が亡くなる。物語はここから始まり、皇子の視点から書かれている。最後は、大海人皇子が身の危険を感じ吉野に去った後に、46歳で死を迎えるシーンで終わる。...

初出1997年1月~1999年11月オール読物、単行本2000年1月、文庫本2003年1月。 この本は、「聖徳太子 日と影の王子」を読んでから読むと、登場人物の素性が分かっているので興味深く読める。...

初出書籍1978(昭和53)年6月(光文社刊)、文庫1981(昭和56)年10月(中央公論社)。初出は今から43年前。 黒岩重吾が古代の歴史小説を著した最初の本。確かに作品集を見ても最初である。

初出1985年9月~1986年12月(日本経済新聞)、書籍版1987年6月(文藝春秋)。 文庫本の中古もかなり探したが、読書ペースに合わないので書籍版を購入。電話帳のような2冊は読むのに重かったが、上下2冊を完読した。...

初出(書籍)2013年6月、中経出版。確か、2014年頃に一度読んだと思うが、古代史も結構読み込んできたので、改めて再読してみた。 全部で19話。テーマを列挙してみた。  饒速日命(ニギハヤヒノミコト)と長髄彦(ナガスネヒコ)  武埴安彦(タケハニヤス王)とミマキイリ彦(崇神天皇、御間城入彦五十瓊殖尊ミマキイリヒコイニエノミコト)前篇...

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